我らがBOSSザル・ガブさんが、
まだ BOSSザルでも 何でもなかった
2010年、42歳の頃。
ドイツは フランクフルトに降り立ち、
リューデスハイム→ ミュンヘン→
ニュルンベルク→ と旅する中、出会ったのが…
絹挽きのボイルソーセージが主流の
ドイツでは珍しい、
荒挽きの焼ソーセージ・ニュルンベルガー。
ニュルンベルガー専門店の老舗
「ブラートヴルスト ホイスレ」の
店内中央にあるグリルで、
よく乾燥させたブナの木を使って
焼かれて出てきた小ぶりのソーセージ。
これが、炭火焼鳥のような香りを
まとってきたんです。。。
日本人の我々が「美味いソーセージ」
と聞いて想像しがちな、
皮パリッ!! のソーセージとは対極の…
皮ふにゃっ?! 中身ボソッ!!
その炭火で焼いたような香りと、
ソーセージというより、
小さくて細いハンバーグでも
食べているかのような優しい肉感は、
「 ウマッ!! 」と小躍りしてしまうような
インパクトは無く……
でも、気付けば、次々に手が伸びて
ビールは ガブガブ ドンドン 進むし
ソーセージは 延々 食べ続けられそう。。。
そんな小さなソーセージとの出会いが
ガブさんの開業魂の種となったそうな。